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リフォームに際してのご注意

快適なリフォームをする為に
リフォームした為に、かえって住みづらくなる場合などがあります。
以前は、和室の茶の間にコタツを置いて、何となくいつも家族が集まっていたのに、
キレイなフローリングのリビングにリフォームしたら、家族が集まらなくなった・・・
などはその典型的な例です。
リフォームは
家族構成や年齢、家族のライフスタイル、将来の姿を充分考慮して行う必要があります。
それを無視して、形だけのリフォームをしてしまうと、
「素敵な家」になったけれど、「何となく住みづらい家」になってしまいます。
リフォームをする前には、家族の時間の過ごしや、くつろぎ方をよく観察して、
どういう風に変えるのが家族全員にとって最適なリフォームかを考えてください。
そして、家族で話し合ってください。
それが、よりよいリフォームへとつながります。

お客様の中にはテレビのリフォーム番組などを見て、そのまま真に受ける方もいます。
まず、「番組はリフォームの意欲を高める宣伝である事」
「現状の坪数に対して限りあるという事」をご理解下さい。
もちろん100%要望に答える事が前提ですが、構造や間取りによって、また予算等などで妥協点も出てくる可能性はあるかも知れないことです。

増築の場合においても、
敷地面積や建ペイ率の制限や建築基準法に基づいた範囲内になります。
また、1階平家建てを2階建てに増築する場合でも、
現時点での行政や法律では認められておらず違法になる場合もあります。
いろいろな意味で勉強不足のリフォーム会社も存在し、後になって気付く場合もあるみたいですのでご注意下さい。
その為に綿密な打ち合わせを行い、情報交換、プラン設定を考え、よりよいリフォームを一緒に実現していくのです。

リフォームでよく聞く失敗する会社選び
よく耳にするのが担当者や会社の知識不足や、責任感の不足等があげられます。
営業担当者の知識や経験が少ない為、きちんとした打合わせが出来ないまま
工事を着工し、解体後やその場の成り行きで段取りや発注をし、
お客様に不満をあたえる場合があります。
そのような場合におこりうる事は、
材料や商品の入荷遅れや施工の遅れ、手抜き工事が考えられます。
また清掃や毎日の後片付けが不手際になり、
お客様の生活リズムが狂い、環境の悪化や精神の苦情にもつながります。
また、工事担当者の下見不足や知識のなさから、事前に予知できたはずの工事追加が発生し、見積り以上に追加請求される場合もあると思います。
工事着工に到るまでの沢山の事柄も大変重要な役割を持つ生命線の大仕事だと思います。

訪問販売会社等の工事内容
基本的には屋根や外壁塗装等しか施工しない会社に多々みられます。
全面リフォームや内装リフォームはあらゆる建築技術を必要とし、職人や業種の数も多数必要とされ知識や責任が重要です。
利益のみを追求する業者は、必然的にクレームやメンテナンスが多発しないように屋根職人のみとか、外壁塗装業者のみといった形になります。

外壁塗装(工事総額100万円)を例にとると・・・

【悪徳業者】
塗装業者に40万円(例)で施工させ、販売会社は利益が60万円となります。
当然、施工する塗装業者は少ない予算に合わせる為、手抜工事となります。
材料費も抑える為、塗装の厚みも違います。
  ※金額、材料個数は目安としての例です

 水洗い・下処理
   ↓
  塗装 (1回塗装のみ 材料 10〜15缶ですます) 
   ↓
 クリアー仕上 (材料 2缶程度ですます)
 

【良心的な業者】
 水洗い・下処理
   ↓
 下塗り (材料 10〜15缶使用)
  ↓
 上塗り (材料 10〜15缶使用)
   ↓
  仕上げクリアー (材料 4缶程度使用)
 
その為、塗装業者は70万円は必要とし、残りが30万円が会社の利益と経費(書類作成費や税金、労災費等)になります。

どちらの会社の工事も、仕上がりはきれいに見えて、お客様も納得されます。
しかし、塗装の善し悪しは、後に「家の痛み」として、はっきり出てくるのです。
同じ100万円の金額でも依頼する会社によって、品質が大きく異なり、仕上がりや耐久性も大きく違う事になります。